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H21年秋季過去問:問2

問2

 パレート図の使用が最も適切である分析対象はどれか。


 ア 生産工程の信頼性

 イ 製品の重量のばらつき

 ウ 品質不良の要因ごとの構成比率

 エ 二つの変動要素の間の関係



答え ウ 品質不良の要因ごとの構成比率

 まずパレート図とは、QC7つ道具の1つで、複数要因の中から重要な要因を洗い出すためのツール
 ABC分析(パレート分析)を実施する際に作成されるグラフのことを言います。

 <パレート図>
パレート図
↑H20年春期基本情報技術者午前 問76より

 具体的な例で示すと、あるシステムにおけるトラブル発生件数とその原因を調査したとして、





トラブル原因発生件数
デッドロック18
運用者の作業誤り13
ユーザの操作誤り6
プログラムバグ3
その他3
    H21IPa2

 これらの情報を発生件数順に降順にし、原因別に発生件数を棒グラフ、発生原因の累積構成比率を折れ線グラフとして表したグラフがパレート図(右図)となる。

このパレート図は、品質管理における事象の要因とその構成比率を分析するのに適しているため、答えはウの「品質不良の要因ごとの構成比率」となります。


 尚、他の選択肢については、
アの「生産工程の信頼性」については、各種品質管理手法を駆使して分析します。
 パレート図のみでの分析では済みません。
イの「製品の重量のばらつき」については、QC7つ道具の1つである管理図を用います。
エの「二つの変動要素の間の関係」については、これもQC7つ道具の1つである散布図を用います。
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